いくつになってもチャレンジ!

 ジュニアクラブである当クラブで唯一、社会人の方でも練習に参加できる『DAYコース』というクラスがあります。参加者は体操競技はもちろんですが、ダンスやバトントワリング、中国拳法、プロレス、カポエラ等々、普段は体操以外のスポーツに取り組んでいる人達です。なんだか楽しそうでしょ♪
 年齢も本当にバラバラで、下は年長さん(5歳児)から上は50代の方が2週間に1度の練習を楽しみに参加して頂いております。
 
 今回は『DAYコース』参加者最高齢の山崎氏を紹介させて頂きます。

山崎氏が『DAYコース』に来られたのは2005年6月。某高校で物理の教師をされてます。

前述しておきますが、『DAYコース』ではいくら社会人を受け入れているからといっても全ての人が参加できるわけではありません。過去に体操を経験された方、もしくは普段から何らかのスポーツをされていて、体を鍛えている方しか参加できませんので、あしからず。
山崎氏から最初に連絡を頂いた時も例外ではなく、正直悩みました。体操未経験に加え、今までに受け入れたことのない年齢だったからです。指導者の中にも練習で怪我を経験した者が多数いる中で、どれくらいのリスクがあるか計り知れません。

しかし、あまりの熱心さに一度ご来館頂く事にしました。

希望は鉄棒での車輪と、床でのバク転…果たしてどこまでできるのか? 
しかし、体育館で体を動かしている姿を見せて頂いて、考えが変わりました「もしかしたら…」

と言うのも、我流とはいえこの年齢で(失礼ながら)鉄棒での前回り、後回りはもちろん、蹴上がりや巴(お腹を鉄棒につけずに体を伸ばして後回り)までこなしていたからです。正直驚きました(^_^;)
山崎氏に色々聞いてみました。

Q:どうして今になって車輪やバク転がやりたくなったのですか?

  A:テレビのCMでおじいさんが鉄棒で車輪を回っているのを見た時、衝撃を受けまして…(^^)
     実際に会いに行って色々お話しを聞かせて頂きました。

Q:えっ!!鉄棒おじさんにですか?

  A:え〜、そうなんです。突然押し掛けてしまったのですが、初めて1周回れた時にどうしてもお礼が言いたくなりまして(^_^;)

Q:学生時代は体操部には入らなかったのですか?

  A:昔から体操は好きで、自分で鉄棒の技を練習したりしていたのですが、車輪を練習していた先輩が目の前で怪我をされたのが忘れられなくて… 高校にも体操部はあったのですが卓球部に入ってしまいました。思えば、あの時体操部に入っていれば今頃は…

Q:とてもしまった体つきなのですが、どうしてですか?

  A:幸いなことにもともと細いのですが、あのCMを見てから毎日腕立てや腹筋を50回。近くの公園や、学校などの低鉄棒で練習を始めました。最初の頃はすぐに疲れて長時間の練習ができない。筋肉痛はひどい。手の皮はめくれて痛い痛いで大変でした。おまけに1年前には50肩で腕が上らなくなったりもしましてね(^_^;) でも今では腕立て、腹筋は毎日100回やってます。

そんな山崎氏は現在、巴から正車輪を2周回れるようになってきました。まだ、ご本人の納得の形にはなっていないとの事ですが、本当に、本当にすごい事だと思います。そして素晴らしい事だと思います。

今回この記事を作成するにあたり、山崎氏に協力を依頼したところ、「私があのCMの鉄棒おじさんを見て感動し、意欲と、勇気を与えられたように、私のやっていることが子供達や、他の人々のプラスになれば嬉しいですね。」と快く承諾して頂きました。ありがとうございました。


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